Grow up!! Artist Project 2014
毛利 悠子 | [美術家] |
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毛利 悠子 | [美術家] |
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毛利悠子 Yuko MOHRI
1980年神奈川県生まれ。日用品やジャンクと機械部品を解体・再構成した立体物を展示環境に寄り添わせることで、磁力や重力、光、温度など、目に見えない力をセンシングするインスタレーション作品を制作している。主な個展に「ソバージュ 都市の中の野生」(Art Center Ongoing、2013年)、「おろち」(watingroom、2013年)、「サーカス」(東京都現代美術館ブルームバーグ・パヴィリオン、2012年)、主なグループ展に「トランスメディアーレ 14」(ハウス・デア・クルトゥレン・デア・ヴェルト、ベルリン、2013年)、「MEDIA ART/KITCHEN」(インドネシア国立美術館、ジャカルタ、2013年)、「アートと音楽 新たな共感覚をもとめて」(東京都現代美術館、2012年)、「アノニマス・ライフ 名を明かさない生命」(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]、2012年)など国内外多数。東京の駅構内の水漏れの対処現場のフィールドワーク「モレモレ東京」を主宰。
ダウンロード:【0211】GUAリリース.pdf
グローアップ・アーティスト・プロジェクト 2014/Grow up!! Artist Project 2014の選考会が終了しました。 厳正なる審査の結果、以下の企画を採択させていただきました。プロジェクトの進捗は、ホームページに随時掲載していきます。 今回もたくさんのご応募をいただきました。ありがとうございました。 ■Grow up!! Artist Project 2014/グローアップ・アーティスト・プロジェクト 2014 採択者:大崎晴地 http://haruchiosaki.com 応募内容:「空間と行為の可塑性」をコンセプトに、作業療法的な日常の行為、身体について考え、思考を深める。「リハビリテーション」を、社会復帰だけではなくタスクをこなす行為のプロセス、他人との別の繋がり方(ネットワーク)、再生というように、広い想像力の問いに繋げて検討する。*応募書類より抜粋 以下の点を特に評価しました。 --- ・これまでリハビリテーションの臨床領域に関わり蓄積した経験や知識は興味深く、またリハビリテーションという行為を概念のレベルで見つめ直すことで、新たな感覚や作品体験を模索しようとする今回の試みには、アーティストの問題意識が明確に示されており、その成果が期待できる ・臨床現場の専門家との協働などこれまでの活動の蓄積には、この機会に異ジャンルのアーティストとのコラボレーションにチャレンジする必然性を感じさせるものがあり、アサヒ・アートスクエアのネットワークも有効に活用しながら試行錯誤をすることで、新たな発想の手がかりをつかむ可能性を感じさせる 採択者:毛利悠子 http://mohrizm.net 応募内容:東京の駅構内に散在する水漏れ事故に駅員が対処したさまざまな現場を発見・採集するフィールドワークシリーズ《モレモレ東京》を軸に、新たな制作手法の模索と自分のこれまでの活動にいまだ潜んでいる可能生とを、トークやフィールドワーク、作品制作などを通して、丁寧に多角的に捉え直す機会としたい。*応募書類より抜粋 以下の点を特に評価しました。 --- ・これまでの活動をふまえた自身の課題の設定、またそれを探求するためのプロジェクトの運営など、自身の問題意識を具体的なアクションに結びつけている。アーティスト自身が次なる表現に向けて、明確な指針を提示している点からは、このタイミングでの試行錯誤に対する切実さ、サポートの必要性を強く感じさせ、その成果が期待出来る ・今回の試行錯誤にはアーティストがこれまで試みなかった領域へのチャレンジが含まれており、今回のサポートが一つの作品制作で終わるだけでなく、これまでの蓄積を様々に展開するきっかけになる可能性を感じさせる ・東京の都市インフラに対する批評的な視点など、一アーティストの試行錯誤を越えた、社会的な課題に対するアプローチは、これまでのグローアップ・アーティスト・プロジェクトにはないものであり、その点でも新たな成果が期待される
・これまでの活動をふまえた自身の課題の設定、またそれを探求するためのプロジェクトの運営など、自身の問題意識を具体的なアクションに結びつけている。アーティスト自身が次なる表現に向けて、明確な指針を提示している点からは、このタイミングでの試行錯誤に対する切実さ、サポートの必要性を強く感じさせ、その成果が期待出来る
・今回の試行錯誤にはアーティストがこれまで試みなかった領域へのチャレンジが含まれており、今回のサポートが一つの作品制作で終わるだけでなく、これまでの蓄積を様々に展開するきっかけになる可能性を感じさせる
・東京の都市インフラに対する批評的な視点など、一アーティストの試行錯誤を越えた、社会的な課題に対するアプローチは、これまでのグローアップ・アーティスト・プロジェクトにはないものであり、その点でも新たな成果が期待される