7月28日（日）

各々が強烈に奏でる恋歌の共鳴そして響命！

Art Project 恋歌共響（renga-kyoukyou）

「恋歌共響」とは、打楽器奏者森本ミホと鉄彫刻家橋詰里沙氏とのコラボレーション作品として、国内外での芸術祭参加等各地にて展開しているART PROJECTである。

能楽との共演は森本の東京芸大大学院での修士論文に端を発し、現東京芸大名誉教授野村四郎氏の協力を得、学位審査会にて〈葵上〉を発表。

この作品を評価した現東京芸大学長宮田亮平氏の依頼により、山形県金山町HOPEシンポジウムにて再編再演。以来、国内外の芸術祭等にて作品を発表。

東京国際舞台芸術フェスティバル企画"artrial"、山形県新庄市「新庄雪まつり」、岩手県大迫町「小さな森のコンサート」にて〈山姥〉上演。Japanese Stage Artists Group"URUSHI"クロアチアツアーにて〈松風〉上演。横浜トリエンナーレ関連イベント"街頭芸術"にて即興共演。両国シアターχ主催国際舞台芸術祭「仮面と身体」出演。

本公演では、能〈隅田川〉を題材に、能役者、能管、ユーフォニアム、打楽器２人、ライブペインティングの６名によるコラボレーション作品として展開する。

調律しきれない雑音だらけの自分。それでも生命の波動は魂を奏でずにはいられない。不格好でも生きて生きて、波動を起こす。溢れて溢れて、想いを馳せる。涙が出るほど愛おしくて仕方がない。それは、恋歌だ。ひきよせあった恋歌は触れ合い、時にうなりを生じながらも、鳴り響く。

各々から溢れ出る恋歌という波動は、互いをめぐりあい、その場にかかわるすべてを循環し、震わせてゆく。そして響きあい、はかり得ない未知なる新たな共鳴をもたらす。それが、〈恋歌共響〉である。

＜第２部＞

noppe la bow ／浜田麗子（dance）

aji／上条奈美子（dance）

ある女（ひと）／北川美和子（dance）,花井雅保（sax）

出演｜赤井敬子、根岸啓子、小寺香奈、森本ミホ、服部恵、角田晴美、北川美和子ほか

料金｜1,500円

主催｜ART PROJECT〈恋歌共響〉

森本ミホ　打楽器

東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京芸大を首席で卒業、同大学院修了。学内にて安宅賞受賞。打楽器を有賀誠門氏に師事。ソリストとして芸大オーケストラと共演（東京芸術劇場)、又サントリーホールデビューコンサートに出演。即興演奏を中心に美術作品や演劇、伝統芸能、ダンスなど様々な分野との共演多数。

アート・プロジェクト「恋歌共響」を各地にて展開。横浜トリエンナーレ、韓国旺開天祭、クロアチアツアー等、国内外での芸術祭等参加多数。マリンバデュオ〈木琴連弾"みみよりん"〉としても活動。又、幼稚園や学校などでの演奏、ワークショップ等多数。共立女子大学家政学部児童学科非常勤講師。１男１女の母。

赤井敬子　能アクター

愛知県豊橋市に生まれる。６歳より謡・仕舞を始める。東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻卒業(観世流シテ方専攻)。旧東京音楽学校奏楽堂邦楽演奏会に出演。

同大学院音楽研究科博士課程修了。演能『葵上』・論文『「守・破・離」の教え～演技の習得と体現「葵上」を中心に～』 にて、博士号（シテ方第一号）取得。

現在、能アクターとして活動する中、豊橋NHK文化センター講師・豊橋子供能楽教室に参加するなど、能の普及に務める。また最近では、老人ホームなどをめぐり『謡あそび』を行いながら、ワークショップを行う。

演能記録：『吉野天人』『小袖曽我』『敦盛』『巴』『半蔀』『葵上』『猩々』など。（能のみ記載）演奏活動：能楽・打楽器・鉄彫刻のコラボレーションにて『葵上』『紅葉狩』『山姥』など　東京・山形・静岡にて。左記のコラボレーションにサックスも加え、クロアチア公演＆ザグレブ音楽祭に参加。 能楽とオペラのコラボレーションにて『マクベス』 東京にて。ロンドン公演に参加。

根岸啓子　能管

武蔵野音楽大学音楽学科卒業（音楽学）、東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程修了（邦楽科能楽/能管専攻）。音楽博士。指導教授に野村四郎。能管を藤田次郎・一噌庸二に師事。

創作能『高山右近』、国際交流基金助成事業「日本音楽紹介セミナー＜ムジカさくら2006＞アメリカ公演、ＪＣＩ世界大会JapanNight(2008 インド・ニューデリー)他多数出演。岡山大学教育学部音楽講座非常勤講師（2006～2011）。綺羅ら能楽座（金剛流熊谷眞知子）とともに能楽の普及公演。朔之會（能楽囃子研究）主宰。詩と音楽の創作作品を中心とした「明窓舎コンサート」を企画・出演。

岡山大学教育学部音楽講座非常勤講師（2006～2011）。綺羅ら能楽座（金剛流熊谷眞知子）とともに能楽の普及公演。朔之會（能楽囃子研究）主宰。詩と音楽の創作作品を中心とした「明窓舎コンサート」を企画・出演。

小寺香奈　ユーフォニアム

東京芸術大学卒業、及び同大学大学院修了。ヤマハ新人演奏会出演。埼玉県警察音楽隊ユーフォニアム奏者を経て、現在はフリーランスのユーフォニアム奏者として各地でのソロの他、オーケストラや吹奏楽団のエキストラ、室内楽、また管楽器指導などで活動中。近年では現代音楽の分野でも積極的に活動している。

月刊誌「バンドジャーナル」のワンポイント・レッスンを執筆。(2009年度)ユーフォニアムを、稲川榮一、外囿祥一郎、三宅孝典の各氏に師事。VIVID BRASS TOKYO、Tuba-labo.、如月四重奏団各メンバー。

和歌山大学准教授、上野学園大学非常勤講師。

HP ▶http://cotekana.petit.cc

服部恵　打楽器

福岡出身。４歳よりピアノを、12歳より打楽器を始める。東京芸術大学卒業。1999年・2000年、福岡県高校文化連盟主催ソロコンテストにおいて、２年連続グランプリ受賞。2007年、ブルガリアで行われた打楽器国際コンクールDuo部門において1位なしの2位を受賞。特別賞受賞。久石譲ピアノスト―リーズコンサートツア-、NHK番組「The☆Star」の久石譲の特集にて共演、TV出演。ゲド戦記の作曲をてがけた寺嶋民哉主催のコンサートにて共演。2008年日本テレビ開局５５年記念記念企画「アナウンサーコンチェルト」にて、音楽指導、TV出演。2010年にメキシコのチアパスにて行われたフェスティバル「MARIMBISTAS2010」に日本代表として、招待演奏。東京都認定ヘブンアーティスト。２０１２年イタリア国際打楽器コンクールVibraphone部門にて１位受賞。

にっぽん丸・ぱしふぃっくビーナスなど豪華客船の国内外クルーズに乗船、演奏披露。ももいろクローバーZなどのレコーディングにも参加、さまざまなアーティストのCD、テレビ番組の音楽などのレコーディングに参加。

「クラシック音楽をより身近に」をモットーに、他楽器・ダンス・ 科学とのコラボレーションを通して活動しながら、ミュージカルのオーケストラメンバー・フリーパーカッショニストとしてクラシック・Jazz・Pops・ラテンなどジャンルを問わず活動中。最近はVibraphone奏者としても活動の場を広げている。

ホームページ　 http://www.permegem.com/

ブログ　http://ameblo.jp/permegem/

浜田麗子　ダンサー

東京都在住。おかめインコ「碧」と同居を始める。

2012　2月　BLUE2012　漂淼　武元賀寿子作品　日暮里サニーホール

2013　3月　成城ダンスフェスティバル　古賀豊作品「水辺のほとり」出演

2013　5月　渋谷チャコットスタジオパフォーマンス！武元賀寿子監修　「乙女の涙」創作出演

2013　6月　新国立劇場　オペラ「夜叉が池」眷属役　ダンサー出演

都内各所にてイベント企画出演多数。 なお来年6月　新国立劇場　オペラ「鹿鳴館」　ダンサー出演予定 http://rose7788.wix.com/pitagoras2-omusubi#