音楽と歌と芝居。その三つを軸にした音楽劇『三文オペラ』。階級社会や人間の欲望や偽善を風刺したこの物語。柳原陽一郎が日本語に訳した歌でメッセージを伝え、松角洋平が登場人物を一人で何役も演じ分け、そのすべてをオルケスタ・リブレが新たなジャズの解釈でアレンジした音楽でまとめあげる。さらに、物語の案内役として講談師・神田京子が加わったことで、政治、経済ともに行き詰まった19世紀末のロンドンが、21世紀の日本にワープした。まさにタイムリーな内容の演目となっている。
日時|
10/7(火)
夜の部
開場 18:15 開演 19:00
10/8(水)
昼の部
開場 13:15 開演 14:00
夜の部
開場 18:15 開演 19:00
料金|
前売:¥4,000(整理番号発券)
当日:¥4,500
出演|
Orquesta Libre(オルケスタ・リブレ)
Orquesta Libre(オルケスタ・リブレ)【演奏】
2011年6月に東京の老舗ジャズクラブ、新宿ピットインのライブイベントをきっかけにスタートした芳垣安洋のプロジェクト。
'60~'70年代のロックやポップス、演劇の音楽や映画音楽、ジャズチューンや民族音楽......と、さまざまなジャンルのスタンダードナンバーを異才ミュージシャン達が自由にアレンジするミニ・オーケストラ。『うたのかたち~UTA NO KA・TA・TI』『plays Duke』など、これまでに3枚のアルバムをリリース。
【メンバー】芳垣安洋 (ドラム)、青木タイセイ (トロンボーン) 、塩谷博之 (クラリネット) 、藤原大輔 (テナーサックス) 、渡辺隆雄 (トランペット)ギデオン・ジュークス (チューバ) 、高良久美子 (ヴィブラフォン) 、鈴木正人 (ベース) 、椎谷求 (ギター) 、岡部洋一 (パーカッション)
柳原陽一郎 (歌)
1990年にバンド"たま"のメンバーとして「さよなら人類/らんちう」でデビュー。
1995年にソロ活動をスタート。以降、日々の雑感を平たい目線で捉えた歌作りとライブを活動の主軸としつつ、ジャンルを問わないセッションも精力的に行う。人の心の機微をファンタジーや言葉遊びに託した歌詞は特にユニークで、おおらかでペーソス漂うボーカルとともに各方面より賞賛されている。最新アルバム 「ほんとうの話」を含め、9作のソロ作品を発表。
神田京子 (講談)
1999年に講談師2代目神田山陽に入門。2005年に二ッ目、2014年に真打昇進。寄席への出演や独演会はもとより、オペラや義太夫など他ジャンルとのコラボレーションも数多く行い、幕末・明治のエンターテインメント性溢れる講談を目指す。また東北の仮設住宅で定期的に行われている夫の詩人・桑原滝弥との「夫婦ライブ」をとおして、東北に伝わる民話の講談化もライフワークとしている。形にとらわれない活動は国際交流の一環としても注目される。
松角洋平 (芝居)
文学座を経て現在フリー。舞台を中心に活動しており映像やアテレコの世界でも活躍中。本公演の構成・高瀬久男氏の演出した「アラビアンナイト」(文学座本公演)で初舞台を踏む。主な出演作としては《舞台》「リチャード3世」「ヘンリー6世」「イロアセル」「舞台は夢」(以上、新国立劇場)、《映画》「The Flowers of War」チャン・イーモウ監督、《TV》WOWOWドラマW「変身」など。
構成
高瀬久男 (文学座)
予約・問合せ|
e-mail:
*件名を「三文オペラ予約」とし、
①ご希望回 ②お名前 ③ご住所 ④お電話番号 ⑤枚数(人数)をお書き添えのうえ、ご連絡ください。
Tel|(担当/木内)
(有)hanai studio 主催
アサヒ・アートスクエア協力事業
*詳細はhttp://3pennyopera2014.tumblr.com/
下の動画は過去の公演時に撮影された物です。