CDリリース、ライブパフォーマンス、個展、映画への楽曲提供など、多角的な実践を展開して来た蓮沼執太がアサヒ・アートスクエアを拠点に展開する新プロジェクト「蓮沼執太のスタディーズ」。
本プロジェクトでは、毎月、レコーディング[録音]+シューティング[撮影]を行っていきます。2013年2月に予定している、アサヒ・アートスクエアでの展覧会に向け、様々なアイデアをかたちにしながら、サイトスペシフィックな作品制作に取り組みます。
第4回のテーマは「ツール」。道具という視点から、蓮沼がスタディを行います。 スタディの前後には、毎月発行しているフライヤー[日めくりカレンダー形式/手製本]を皆でつくる製本ワークショップと、ゲストを招いてのトークを開催します。トークでは、蓮沼と関係の深い3人のデザイナーと共に、これまでの『スタディーズ』の記録をみながら、本プロジェクトのこれまでとこれからについて語り合います。会場は公開しています。
ご来場の際は以下ご了承ください。
*発表の場ではなく、試行錯誤を続ける作品制作の場となります。当初の予定と異なる内容になる場合もあります。
*打ち合わせ、リサーチ、仕込み、制作、撤収作業など、作品制作のための様々な作業を行っています。
*蓮沼が不在の時間帯もございます。
■開催概要
蓮沼執太 4:STUDIES(for Tools VOL.1)
日時:2012年5月17日[木]17:00-21:00
会場:アサヒ・アートスクエア [東京都墨田区吾妻橋1-23-1 スーパードライホール 4F アクセス]
料金:1,000円
主催:アサヒ・アートスクエア
協賛:アサヒビール株式会社 *ワークショップは無料です。製本いただいた日めくりフライヤーはお持ち帰りいただけます。参加ご希望の方は5/16までにご連絡下さい。人数が多い場合は先着順とさせていただきます。
申込先:aas[a]arts-npo.org。[a]を@に変えて下さい。
■タイムテーブル
1700 開場 製本ワークショップ[参加無料/出入り自由]
1800 スタディ
1930 トーク 蓮沼執太/加藤賢策/大原大次郎/須山悠里
2100 閉場
■ゲストプロフィール
加藤賢策
1975年生まれ。株式会社東京ピストル 取締役/アートディレクター/グラフィックデザイナー。武蔵野美術大学大学院修了。2006年株式会社東京ピストル共同設立。『日常/場違い』展『泉太郎/こねる』展『日常/ワケあり』展(神奈川県民ホールギャラリー)、『リフレクション/映像が見せる"もうひとつの世界"』『大友良英/アンサンブルズ2010-共振』展(水戸芸術館現代美術センター)、『再考現学』(国際芸術センター青森)等の展覧会のアートディレクション、グラフィックデザインの他、台東区浅草文化観光センター(設計:隈研吾建築設計事務所)のサイン計画やウェブデザインなど幅広い活動を行っている。武蔵野美術大学、女子美術大学非常勤講師。 http://www.tokyopistol.com
大原大次郎
1978年神奈川県生まれ。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業後、2003年独立。タイポグラフィを基軸としたデザインワークや映像制作に従事するほか、文字のZINEシリーズ『MOZINE』の発行、フィールドワーク「文字採集」、国内外でのワークショップ、展示、レクチャーなど、自発的なデザイン活動を展開する。 http://omomma.in
須山悠里
1983年生れ。デザイナー。企画・制作した本に、POSTALCOのデザイナー、マイク・エーブルソンの思考を追った『Fish Mouths』、ロベール・クートラス作品集『僕の夜』(ともにエクリ刊)などがある。現在、猫とともに東京在住。http://www.suyama-d.com
■今月のチラシ
ステイトメント:Noritake「手前の図」
デザイン:須山悠里
■蓮沼執太
http://www.shutahasunuma.com/
■Asahi Art Square Grow up!! Artist Project 2012
すでに発表実績のあるアーティストが自らの表現ともう一度向き合い、多角的な視点からじっくりと「考える」機会を提供するプロジェクト。公募で選ばれたサポート・アーティストに、アサヒ・アートスクエアの会場の無償提供、資金サポートなどを行っている。2012年は蓮沼執太が、アサヒ・アートスクエアに定期的に通い、新プロジェクト「蓮沼執太のスタディーズ」に取り組んでいる。今後のスケジュール等の詳細はプロジェクトページをご覧下さい。
アサヒ・アートスクエア│Asahi Art Square Tel. 090-9118-5171│E-mail aas@arts-npo.org http://www.asahiartsquare.org/