10時、いつものミーティングからスタート。一日の流れを確認。設営5日目。月曜日から、連日朝から夜遅くまでの作業が続き、さすがに全員の表情に疲れがみえる。再生機を一斉再生するためのスイッチの動作確認。5Fラウンジスペースと受付まわりの準備など、それぞれ作業をスタート。会場で配布する福永さんを紹介する冊子が届く。寄稿してくれたのは、ベルリン在住のアートコーディネーター、河村えりさん。英訳は福永さんのご紹介で知り合った大坂紘一郎さん。デザインは、チラシ、ポスターもお願いした木村稔将さん。
12時、早めのお昼。
13時、村井さん、樋口くん、大庭でスイッチの実装をスタート。200メートルほど用意した 23台のMP3プレイヤーをつなぐケーブルがどんどん減って行く。スイッチが上手く動作するかどうか。上手くいかなければ、これまでの作業が全てパア。手作りの一点ものならではの緊張感。嫌いではないが胃が痛い。
16時、5Fラウンジの準備がほぼ完了。5Fからも4Fの作品を眺めることにする。それと休憩所。残るは、福永さんがチラシのメインビジュアルとして制作したコラージュ「ハリーバリーマップ」をどこに掲示するか。4Fの暗転した空間との関係を考えながら、夜決めてもらう。
18時、昼過ぎから準備してきた23本のケーブルのはんだ作業が終わり、一斉テスト。大庭がスイッチを押す。みんな息を飲む。一瞬間があって、空間に一斉に音が溢れ出す。喜ぶ気持を抑えて、一台一台聞いて回る。問題なく、動作確認がとれる。拍手。これまでの地道な作業が報われた瞬間。村井さん、樋口くん、大庭も少しほっとした様子。ただ、まだセンサーに反応する再生機の改造が残っている。
20時、設営最終日。最後のご飯。ここまであっという間。食べてから、それぞれ担当の作業。
22時、会場の清掃を始める。今晩の作業と明朝に積み残す作業をどうするか、打合わせ。会場マップの裏面に掲載する、今回の音のリストの確認。
24時、25時、26時 夜食、27時、、作業は続いています。
いよいよ本日、オープンです。[坂田]