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Grow up!! Artist Project 2012 蓮沼執太
・参加者[敬称略] 蓮沼執太[企画・構成] core of bells × 小林耕平 ヌケメバンド と DJまほうつかい[西島大介]と Dolores[テクノ手芸部・よしだともふみ、takawo] 捩子ぴじん+スズキクリ+天野史朗[快快]+他15名のアンサンブル 環ROY ・本日のタイムテーブル 16:30 開場 17:00 蓮沼執太と環ROYの音楽室[制作ラボ1]<30>  17:45 捩子ぴじん 「over cage」<30> 18:30 蓮沼執太と環ROYの音楽室[制作ラボ2]<15>  18:45 core of bells + 小林耕平 <45> 19:45 蓮沼執太と環ROYの音楽室[録音ラボ]<15> 20:00 ヌケメバンド+西島大介+Dolores <30> 20:30 蓮沼執太と環ROYの音楽室[発表???]<15> 2100 閉場    「蓮沼執太のスタディーズ」第9回のテーマは「イベント」。 出演者それぞれが、この機会にしか出来ないスタディを試す、実験的な取り組みを披露する時間となりました。[坂田]
・参加者[敬称略] 蓮沼執太 大谷能生 畠中実    ・本日のタイムテーブル 14:00 開場  音響機材レクチャー 機材セッティング 15:00 作品テスト[4Fバックヤード ほか] 17:00 製本ワークショップ   休憩 18:00 トーク「美術としての音楽/音楽としての美術 2」大谷能生/畠中実/蓮沼執太 21:00 閉場 「蓮沼執太のスタディーズ」第8回のテーマは前回に続いて「discharge」。 徐々に扇風機も集まって来ました。今日の目標の10台は何とか達成。本番までに40台を集める予定です。   この日のメインは、4F倉庫での作品テスト。北川貴好さんの展覧会でも使った、倉庫に蓮沼さんも1点、作品を仕込む予定です。   夜は、ゲストを招いてのトーク。ゲストは批評家・音楽家の大谷能生さん、ICC主任学芸員の畠中実さん。 8月17日に大谷さん、畠中さん、蓮沼さんが参加した、『大谷能生7Days@荻窪Velvet Sun』でのトークイベント「美術としての音楽/音楽としての美術」の続編として、再び、美術と音楽の境界、越境、その在り方について、ディスカッションをしていただきました。[坂田]
8/22[水]に蓮沼さん、スタッフ、お客さまで手製本した「日めくりチラシ」。8回目となり、蓮沼さんもスタッフもだいぶ慣れてきました。 そして本日、次回[9/27]のスタディーズに向けて、4部を発送しました。今回の裏面のステイトメントは、映画監督の瀬田なつきさん。タイトルは「とりあえずスタディーズ」。 *こちらのページからPDFデータをダウンロードできます。   設置場所は以下の都内5ヶ所です。 - ・NADiff apart ・UTRECHT NOW IDeA ・VACANT ・happa(青山|目黒) ・アサヒ・アートスクエア     アサヒ・アートスクエアの1Fエレベーターホールにも一冊ございます。浅草観光にお越しの際は、ぜひお立寄りいただき、一枚剥がしてお持ち帰りください。    次回は作品テストの後に、ゲストに批評家・音楽家の大谷能生さん、ICC主任学芸員の畠中実さんをお招きして、トークイベントを開催します。『大谷能生7Days@荻窪Velvet Sun』でのトークイベント「美術としての音楽/音楽としての美術」の続編となります。ぜひご参加ください。[坂田]   「日めくりチラシ」についてデザイナーの須山悠里さんがご自身の考えを綴っていらっしゃいます。より深く知りたい方は、ぜひこちらをご一読ください。 - 「蓮沼執太のスタディーズ」の「告知」のためのステイトメント ー声の響き方とその場所についてー
・参加者[敬称略] 蓮沼執太   ・本日のタイムテーブル 15:00 開場/機材セッティング 15:30 作品テスト  18:00 製本ワークショップ 18:30 作品テスト② 19:30 反省会/次回に向けてのミーティング 20:00 閉場   「蓮沼執太のスタディーズ」第7回のテーマは「ディスチャージ」。 今回は来年2月の展覧会をより強く意識したスタディとなりました。 スタッフ、来場者が持ちよった扇風機をつかって、新作のテストを重ねます。扇風機の回転速度を照明卓でさまざまに操作しながら、光と扇風機の関係を、色々な組み合わせでテストしました。 次回も同様の内容でスタディを行います。最後にトークイベントも予定しております。ぜひ、ご来場下さい。詳細はこちら。
・参加者[敬称略] 蓮沼執太 今村ひろゆき[LwP asakusa/まちづくり会社ドラマチック] 今村まり[LwP asakusa/まちづくり会社ドラマチック]   ・本日のタイムテーブル 19:00 開店/公開ミーティング 19:30 製本ワークショップ 20:00 展覧会に向けてのミニトーク 23:00 閉店 *今回は「製本ワークショップ」は行いませんでした。   「蓮沼執太のスタディーズ」第6回のテーマは「パブリック」。 今回はアサヒ・アートスクエアを飛び出し、さまざまな人がゆるやかに集う、ご近所のスペース「LwP asakusa[ループ・アサクサ]」で開催しました。蓮沼さんは一夜限定で『LwP PUB』のマスターを務め、集まった皆さんと、スタディーズについて、来年の展覧会について語り合いました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。 [坂田]
来週のスタディーズ[for Public]に向けて会場となるLwP asakusaの今村さんと最終打合わせ。 [坂田]
・参加者 [敬称略] 蓮沼執太 新川貴詩[美術ジャーナリスト] 島貫泰介[『美術手帖』美術ライター、編集者] 飯田将平[デザイナー] 粟田大輔[美術批評] 冨田了平 *映像撮影   ・本日のタイムテーブル 16:00 開場 新川貴詩 17:00 島貫泰介 18:00 製本ワークショップ 19:30 飯田将平 20:00 粟田大輔 20:30 閉場    「蓮沼執太のスタディーズ」第5回のテーマは「インタビュー」。インタビューされることを通して、蓮沼さんの今後の作品や活動のアイデアを考える時間。   この日は午前中に、蓮沼さん、事務局スタッフの岡田千絵とともに、ご近所のスペース「LwP asakusa」へ。今村ひろゆきさん、まりさんが、築53年の元サンダル屋さんを改装し、1Fはバー兼多目的スペース、2Fはシェアオフィスとして運営している。アサヒ・アートスクエアとは「隅田川ジャンクション in アサヒ・アートスクエア」を一緒に開催するなど、日頃からお付き合いのある仲。 次回のスタディーズ[7/27]は、アサヒ・アートスクエアが他のイベントで使えないということで、LwPさんで開催させていただくことになった。今日はお昼を一緒に食べながら、蓮沼さんを紹介して、みんなで作戦会議。まりさんの手作り、「しょうがたっぷりのカレー」。美味しい。汗をかきつつ、食べつつ、話し続ける。 次回のテーマが「for Public」なのに対し、LwPさんでは6/20より新企画「LwP PUB」がスタートする。そんな偶然の符合に驚いたりしながら、互いの活動を伝えたり、生かせそうなアイデアや素材を共有。LwPさんやスクエアがこれまで周辺地域で培った地域ネットワークについて、興味を持つ蓮沼さん。LwP、スクエア、そして蓮沼さんの三者とって、必然性をもったかたちでどんなスタディが可能か、2時間ほど話し合う。    その後、3人でスクエアに戻って今日のスタディ。今回は4名の多彩なゲストを「インタビュアー」として迎え、蓮沼さんのこれまでの活動、または今回のプロジェクトについてなど自由に質問を投げかけてもらった。蓮沼さんのこれまでの空間体験について、プライベートについて、即興についての考え方、インタビューというものそれ自体について...などなど。各ゲストならではの視点から生まれた4つの対話。スタディーズも5回目を数え、全日程のほぼ半分まで来たからだろう、これまでを総括するような話題や、来年2月に予定されている展覧会に言及する場面も出てくる。これまではなかった展開だ。そのなかで、展覧会について現段階では音をメインに扱う作品は考えていないと蓮沼さん。 この対話の模様は撮影、録音し、2月の展覧会の素材となる予定。今回の映像撮影は蓮沼さん自身ではなく、冨田了平さんに入ってもらった。カメラ周りを、安心して任せられるので心強い。蓮沼さんの運動量も減り、いつもより落ち着いた雰囲気の現場。 [坂田]
・参加者 蓮沼執太 加藤賢策[デザイナー] 大原大次郎[デザイナー] 須山悠里[デザイナー]   ・本日のタイムテーブル 15:00 蓮沼執太入り 打合わせ、会場づくり 17:00 開場、製本ワークショップ 18:00 アサヒ・アートスクエア バックステージツアー 19:00 蓮沼執太プレゼン[これまでのスタディーズを報告]  19:30 ディスカッション 蓮沼執太/加藤賢策/大原大次郎/須山悠里 21:00 閉場   「蓮沼執太のスタディーズ」第4回のテーマは「ツール」。道具という視点から、蓮沼がスタディを行いました。毎月発行しているフライヤー[日めくりカレンダー形式/手製本]を皆でつくる製本ワークショップ、会場のツールを皆で探る、バックステージツアー、そして蓮沼と関係の深い3人のデザイナーを招いてのトークを開催しました。
岩渕貞太さん     ・参加者 蓮沼執太 泉太郎[美術作家] 臼井隆志[アーティスト・イン・児童館] 入江拓也[SETENV/アサヒ・アートスクエア運営委員] 根本ささ奈[アサヒビール株式会社] 岩渕貞太[ダンサー・振付家] 北川貴好[美術作家]   ・本日のタイムテーブル 10:00 蓮沼執太/アサヒ・アートスクエア スタッフ入り スクリーン・プロジェクターの設置 音響セッティング[BGM・映像]受付準備、サイン掲示 13:00 開場  15:00 泉太郎 15:30 臼井隆志 17:00 入江拓也 19:00 根本ささ奈 19:30 岩渕貞太 19:45 北川貴好 20:00 閉場 22:00 完全撤収   「蓮沼執太のスタディーズ」の第3回のテーマは「アサヒ・アートスクエア」。会場であるアサヒ・アートスクエアの特性を意識した作品制作に取り組んでいる蓮沼さんが、今回は会場についてスタディしました。   前回のスタディーズ終了後、蓮沼さんと次の回について話をしていて、「会場であるアサヒ・アートスクエアのことを実は知らない。もっと知るために、スクエアに関わりのある、運営委員の方や、過去に作品発表を行ったアーティストに集まってもらい、話を聞いてみたい」という提案がありました。アサヒ・アートスクエアの歴史について、空間について、運営体制について、実際のところどうなっているのか。また「僕の中でアサヒ・アートスクエアは色んな人が集まっているイメージ。こんな違う人たちが、なんでこんなに集まっているのだろうと思っていて、そういった人たちにインタビューをしてみたい。僕の知らないアサヒ・アートスクエアを知る機会にしたい。これまで関わった人それぞれによって、認識のされ方も違うだろうから、その差異についても考えて行きたい」とのこと。   そして、過去、現在、アサヒ・アートスクエアに関わりのある以下の6名の方にお声がけし、集まっていただきました。当日は蓮沼さんがインタビュアーとなり、質問を投げかけていきました。お一人お一人にとってのアサヒ・アートスクエアを語っていただき、撮影・録音を行いました。    ○泉太郎[美術作家] レジデンスプロジェクト2009   ○臼井隆志[アーティスト・イン・児童館] Partnership Project 2012 Form on Words    ○入江拓也[SETENV] アサヒ・アートスクエア運営委員 2011-   ○根本ささ奈[アサヒビール株式会社] アサヒビールメセナ アサヒ・アートスクエア運営委員 2005-   ○岩渕貞太[ダンサー・振付家] Grow up!! Artist Project 2011 レジデンスプロジェクト2008 群々   ○北川貴好[美術作家] OPEN SQUARE PROJECT 2011   終了後は、集まったゲストと蓮沼さんで「蓮沼執太のスタディーズ」のこれからについて、色々と雑談。皆さん、この場に対しての考えや感想をそれぞれもっていて、プロジェクトだけでなく、アサヒ・アートスクエア全体について考える機会となりました。   ・開催概要 蓮沼執太 3:STUDIES(for Asahi Art Square) 日時:2012年4月18日(水)13:00 - 20:00 会場:アサヒ・アートスクエア [東京都墨田区吾妻橋1-23-1 スーパードライホール 4F] 料金:500円 主催:アサヒ・アートスクエア 協賛:アサヒビール株式会社   [坂田] 泉太郎さん 左:根本ささ奈さん 右:蓮沼さん 左から:北川貴好さん、入江拓也さん、蓮沼さん、岩渕貞太さん
・参加者 蓮沼執太 大谷能生 石塚周太 木下美紗都 須山悠里 斉藤亮輔   ・本日のタイムテーブル 10:00 蓮沼執太/アサヒ・アートスクエア スタッフ入り。 スクリーン・プロジェクターの設置。 音響セッティング[BGM・映像]受付準備、サイン掲示 11:00 開場  大谷さん[サックス]/木下さん[唄]/石塚さん[ギター]入り 12:00 撮影・録音 14:00 須山さん入り チラシ製本ワークショップ 15:00 お昼ご飯 16:00 ミーティング  18:00 斎藤さん[エレキギター]入り 撮影・録音 20:00 閉場     蓮沼執太さんがアサヒ・アートスクエアを拠点に、毎月、レコーディング[録音]+シューティング[撮影]を行いながら、作品制作に取り組む「蓮沼執太のスタディーズ」。プロジェクトの成果は、2013年2月に予定しているアサヒ・アートスクエアでの展覧会で発表します。   第2回のスタディのテーマは「ミュージシャン」。蓮沼さんと関わりの深いミュージシャンをお招きし、撮影と録音を行いました。蓮沼さんの注文は「まずは何か自由にやってくれませんか」というかなりざっくりしたもの。その注文に、自由な解釈を加えて、楽器や声で応えるミュージシャンたち。   11:00の開場から20:00の閉場まで。1人当り3〜5テイクほど撮影しました。蓮沼さんは、その場で即興的に奏でられた音や歌声、そしてミュージシャンの表情や反応を注意深く観察。合間の小休止に対話を重ねながら、ときに新たなお題を加えながら、撮影を続けました。   途中、夜から来るミュージシャンを待つ間、フライヤーデザインをお願いしている須山悠里さんとスタッフ、来場者みんなで製本ワークショップを開催。今回のスタディーズのために、須山さんが考えてくださったフライヤーのアイデアは「日めくりカレンダー」。興味を持った人が、束になったフライヤーから一枚、一枚手でちぎり取ります。また、設置場所は、アサヒ・アートスクエアを含めた都内5カ所に限定。    渡されるのではなく、ちぎり取る。届くのではなく、取りに行く。プロジェクトに興味を持つ人、関わろうとする人の能動的な行為を含めてデザインしようとする今回のフライヤー。以前、PR活動のPRとはプロモーションではなく、パブリック・リレーションの略だと聞いたことがあります。それまでPRとは一方的な情報発信、情報の拡散を主眼とするような活動だと思っていたので、その原義を聞いて、PRに対するイメージが変わった印象があります。プロジェクトとその周囲の間に、双方向的な関係を一つ一つ自らの手でつくっていく、何だか手作りな活動なんだなと。須山さんのフライヤーを手に取って、そんな以前の話を思い出しました。   ちなみに、須山さんが、今回のフライヤーに対する問題意識を自身のブログで綴っていますので、ぜひご覧下さい。 -- 「蓮沼執太のスタディーズ」の「告知」のためのステイトメントー声の響き方とその場所についてー http://suyama-d.com/note/diary/     展覧会の作品の素材として撮影された今日の映像。どのようなかたちで作品の一部になって行くのか、蓮沼さんも試行錯誤の真っ最中。個々の素材が、これからどのように混ざり合い、化学反応を起こして行くのか。楽しみにお待ち下さい。   ・開催概要  蓮沼執太 2:STUDIES(for MUSICIAN) 日時:2012年3月31日(土)11:00 - 20:00 会場:アサヒ・アートスクエア [東京都墨田区吾妻橋1-23-1 スーパードライホール 4F アクセス] 料金:無料[予定] 主催:アサヒ・アートスクエア 協賛:アサヒビール株式会社     [坂田]
明後日に開催する「蓮沼執太のスタディーズ」の2回目に向けて、制作面、テクニカル面の打合わせ。蓮沼さんにアサヒ・アートスクエアまで来てもらい、坂田、芳田、大庭、国府田で、撮影と録音のセッティング、持ち込み機材の確認など行いました。会場を公開しているので、もう少し来場者にも配慮した空間構成、タイムテーブルなどにできないか、蓮沼さんから提案があり、全員で検討しました。    休憩時間、撮影作業のない時間帯は蓮沼さんセレクションのBGMを流します。また、撮影した映像をゲスト、来場者皆で見られるように、大画面スクリーンへのライブプロジェクションも行います。ゆっくりご覧いただけるように、来場者のためのスペースもご用意します...etc。   実践しながら、仕組みを考える、スタディーズ。現場でトライ&エラーを繰り返しながら、少しずつ、作品も、また作品を作る現場も作って行きます。 [坂田] 左から、蓮沼さん、テクニカルスタッフの国府田、大庭
今日からGrow up!! Artist Project 2012「蓮沼執太のスタディーズ」がスタートしました。蓮沼さんがアサヒ・アートスクエアを拠点に、毎月、レコーディング[録音]+シューティング[撮影]を行っていきます。2013年2月に予定している、アサヒ・アートスクエアでの展覧会に向け、様々なアイデアをかたちにしながら、サイトスペシフィックな作品制作に取り組みます。   第1回[1:STUDIES(for TIME)]のスタディの素材は、詩人の山田亮太さんと共に発表した作品『タイム|TIME』。事前に山田さんに再構成していただいた詩を、集まった出演者が朗読。蓮沼さんは、その姿をひたすら撮影していきました。   展覧会のための作品制作に向けての課題も把握でき、初日としては収穫の多い一日となりました。スタディーズ、まだまだ続きます。ぜひご注目下さい。 [坂田]   参加者 蓮沼執太 山田亮太[TOLTA] 石塚周太  木下美紗都  中島佳子  福留麻里[ほうほう堂]  玉木紘子  渡辺敬之  大崎清夏  葛西敏彦  藤谷香子[快快]  野村政之
年始から北川展の準備と平行して、今年、アサヒ・アートスクエアを拠点にプロジェクトを展開する蓮沼執太さん、Form on Wordsの皆さんと打合せを重ねて来ました。今週の火曜日[1/24]には、蓮沼さん、Form on Wordsより竹内大悟さん、臼井隆志さんが参加し、運営委員会を開催。各プロジェクトの進め方、方向性などについて運営委員とディスカッションを行いました。   蓮沼さんは、アサヒ・アートスクエア内に作業デスクを一つ設けます。年間をとおしてスクエアに通い、作品制作に取り組みます。プロジェクト名は「STUDIES」。先を決めずに、その時々で蓮沼さんが気になっていることや問題意識を、実際に試しながら考えていく、そんなプロジェクトになりそうです。毎月、公開録音と撮影をつづけ、最終的に展覧会の形式で発表します。最初の「STUDIES」は2月22日[水]に開催します。詳細は追ってホームページに掲載します。   Form on Wordsは、子供たちや市民を巻き込んだプロジェクトチームを結成して、子供とファッションデザイナーのコラボレーションによる衣服製作に取り組みます。最終的に、コンテンポラリーダンサーや音楽家の協力を仰ぎながら、子どもたちや市民の皆さんと共に参加型ファッションショーを開催します。ショーの開催は10月頃を予定。まずは、アサヒ・アートスクエアの周辺地域を、まちあるき形式でフィールドワークしていきます。   それぞれの進捗状況は、このブログで報告していきます。[坂田]
サポートアーティストの岩渕貞太さんと選考にあたった運営委員が集まり、この一年間の活動を振り返る、公開報告会を開催しました。第1部では岩渕さんが記録画像や映像をみせながら、音楽家・大谷能生さんと共に取り組んだ作品「雑木林」のクリエーションと公演、音をテーマにしたワークショップなど、一年間の活動を報告しました。第2部では取り組みの成果や、アーティストサポートの在り方について、岩渕さん、「岩渕貞太 身体地図」の米原さんと細川さん、事務局、運営委員でディスカッションを行いました。 Grow up!! Artist Project 2011はこれで一区切りとなりますが、岩渕さんは次なる目標にむけて、ソロの新作に取り組んでいます。「雑木林」に続き、音楽家の大谷能生さんとの共同作業。タイトルは「living」。岩渕さんと大谷さんの新たな展開にご期待ください。 最後になりますが、岩渕さん、米原さん、細川さん、一年間お疲れさまでした。[坂田]     ○ソロ・パフォーマンス w.大谷能生 『living』 詳細はこちら http://teita-iwabuchi.com/jp/living.html   ○報告会の配布物に載せた坂田のテキストを転載します。 岩渕貞太および「岩渕貞太 身体地図」のメンバーと共に過ごして来た1年間を振り返ってみて、以下2点記しておきたい。   1:まず私が注目したいのは、この一年間で岩渕の言葉が変化していったことだ。1月のインタビューでは、自身の今回の試みを「ダンスのための音楽でもなく音楽に合わせたダンスでもない作品」と表現していた。もちろん間違いではないのだろうが、かなり漠然とした説明が多かったように思う。しかし、大谷氏との稽古や公演「雑木林」に取り組む中で、音楽とダンスの理想的な関係が明確になってくると、岩渕はそれを「周囲の音を聴く」ことだと、表現するようになっていった。まず「聴く」。そして、そこで生まれてくる身体の表現があると。もちろん未だ抽象的な表現だが、以前と違うのは、それが自身の行為に関する言葉になったことだ。そのことで表現の方向性が明確になり、作品中でいかに「音を聴く(聴いている)身体」を作るかに稽古のポイントが絞られて行った。WSでも、表現を解説する視点が明確になったように思う。ただし、大谷氏の音楽観の強い影響を受けているのは事実で、今後の作品でそれがどう展開されるのか、注目したい。   2:2点目は「岩渕貞太 身体地図」の存在について。岩渕は2009年の作品「細胞の音楽」より、制作の米原晶子、技術サポートや撮影、デザインを担当する細川浩伸らと「岩渕貞太 身体地図」というゆるやかな枠組みをつくり動き始めた。この一年間も「身体地図」として動き、私はその在り方に非常に興味を魅かれた。これはカンパニーでもなく、制作会社でもない。専門性を持った個人がそのスキルを生かしながら、ゆるやか且つフラットにつながり、対等な立場で対話しながらプログラムの企画、作品作りを進めていく。ダンサーや制作、技術者が協働する新たな枠組みとして非常に興味深い。7月のワークショップでは、米原の映画の知識を生かし、「映像表現と身体」という切り口から、岩渕の身体観をワークショップを通して伝える場をつくった。これは一例だが、「身体地図」は輪郭が曖昧だからこそ、内部/外部のコラボレーターの知識/経験が上手い具合に流れ込む、非常に良く出来たシステム、「場」になっている。この場を拠点に、岩渕の活動が様々な方向に拡張していく予感を持つ。
Grow up!! Artist Project 2011もいよいよ大詰め。報告会前では、今日が最終日。あとは公開報告会を残すのみとなりました。いつものようにひょっこり現れた岩渕さんが前回の稽古日に続いて、新作「Living」の稽古。そして「岩渕貞太 身体地図」の米原さん、細川さんが揃ったところで、公開報告会に向けて最後の打合せ。全体の進行についての確認しつつ、岩渕さんの報告の内容、第2部に予定している運営委員とのディスカッションの進め方について意見を交換しました。[坂田]
Grow up!! Artist Project 2011のサポート・アーティスト 岩渕貞太が、新作に取り組んでいます。9月の公演「雑木林」、10月のワークショップ「言葉と身体の思考」で共同作業を続けて来た音楽家の大谷能生さんと、再び作品づくりに取り組みます。新作のタイトルは「living」。来年の2月10日(金)-13日(月)。会場は横浜のST スポット。ご期待下さい。   今日はそのための稽古。一人、ビデオ撮影をしながら、新たな身体の動きを探って、止まって、考えて、また探ってを繰り返す3時間。[坂田]   ○ソロ・パフォーマンス w.大谷能生 『living』 http://teita-iwabuchi.com/jp/living.html
Grow up!! Artist Project 2011のサポートアーティスト 岩渕貞太さんの身体観をもとに、ゲストに大谷能生さんを招いてワークショップを開催しました。テーマは、公演「雑木林」で、岩渕さんが取り組んだ「音を聴く」身体。大谷さんのレクチャーをもとに、実際に音を聞き、体を動かしながら、身体と音の関わりを全員で考えました。[坂田]
Grow up!! Artist Project 2011では、サポートアーティストの岩渕貞太と音楽家・大谷能生氏によるリ・クリエーションが本格的に始まりました。2人で共同制作した前作『UNTITLED』のリ・クリエーションに取り組んでいます。   稽古終了後には、アサヒ・アートスクエア運営委員とのディスカッションも行われました。今回のリ・クリエーションが目指すものや現在の進捗状況について岩渕と運営委員が様々に意見交換を行いました。   稽古の成果は、公演「雑木林」[9/9-9/10]でご覧頂けます。 是非皆さん、ご来場ください。詳細はこちら。